【MTG】第4回添削杯に出るまで
【MTG】第4回添削杯に出るまで
デッキ決定までの流れだけメモ書き


自分自身北九州に今住んでいて、MTGを触っている関係でおそらく他の地域に住まわれてる人よりもヴィンテージというフォーマットには親しみを持っていると思います。
ただ、レガシーまではGPの関係で触ることがあってもなかなか手が出しにくいフォーマットではありました。
そんな時、「プロキシあり」とのことで大会のお誘いがありましたので参加させていただくことになりました。

ただ参加をする上でデッキを作成しなければなりません。
ヴィンテージに親しみを持っているといっても知識があまり持っているわけでもなく、昔デッキを借りて大会に1度出たことがあるぐらいで、その時とカードプールもかなり異なっている状態です。
そのため、まずヴィンテージとは何か?というところから解釈をする必要がありました。

とりあえず、晴れる屋のデッキリストと金魚のデッキリストを眺めるところから始めました。
以前1度ヴィンテージを触ったと言いましたが、その時のヴィンテージに対しての印象としては
・レガシーよりもドローソースが少なく、キーカードを探すのが難しい。
・レガシー以上のフォーマットよりも息切れをしやすい。
・生物に対してのヘイトが低い割に生物にゲームを制圧されやすい。
というものでした。

また、今回参戦するにあたって自分にルールを敷きました。
・ストーム、最後の審判のような特殊なコンボデッキは使わない(特殊なルートをすべて覚えるのは困難であり、相手のストームに対しての対応を全て覚え対応するのが困難なため)。
・制限カードに依存したデッキは使わない(上記のようにキーカードへのアクセスが絞られており、かつそのカードに対しての対策を全て覚えるのが困難)。

ざっと入賞デッキを見ていてカードパワーが高いであろうカードをピックアップしました。それが
・死儀礼のシャーマン
・夢の巣のルールス
・戦慄衆の秘儀術師
・レンと6番+露天鉱床
・死の国からの脱出

この辺りのカードが今のヴィンテージのフェアデッキにおける中心になっているのであろうと感じました。
ということでこのあたりのカードを自然と取り入れることができるデッキとしてまず組んでみたのが「死儀礼のシャーマン入りの4Cアルケニスト」です。
https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/318372/show/
ただ、正直組んでみた感じこのデッキの何が強いのか全くわからず線が細いデッキという印象以上のものがありませんでした(正直モダンにすら負けそう)。
とりあえず使ってみようと思い、大会1週間前に行われていた北九州ヴィンテージの会場に行きフリーで回してみました。
数度回して思った印象が
・アルケニスト+1マナシルバーバレットによる制圧力は思った以上に高い。
・アルケニストへの依存度が高く、たどり着けなかった時の弱さが目立つ。
・タフネス3以上の生物に対しての無力感。

また、人のデッキを実際に見て思ったのが
・ヘイトは低いがやはり生物のサイズは大事で、生物の相対的なカードパワーが他のフォーマットの比ではない。
・フェアデッキミラーだとどれだけ生物の処理ができるかが鍵になりそう。
・バザー系のデッキのデッキパワーが思っていた数十倍高く、何かしらの対処が必要。
・ルールスのカードパワーが想像の数倍高い。
・ルールスのカードパワーが高いため、墓地対策がかなり強めに取られている。またルールスでランタンや呪文爆弾を使い回せる関係でタルモゴイフやアルケニストはカードパワーを思うように発揮ができない。
・ハンデスという行動はあまり強くない。
という感想でした。

以上の点をまとめて、デッキの方向性を決めることとしました。
・生物を主体とするフェアデッキ。
・生物のサイズにも意識を向ける。
・流刑への道or剣を鋤にを使うことができる白 もしくは 稲妻+古えの遺恨を使えるRG もしくは突然の衰微を使えるBG
・墓地対策は積極的に採用したい。

以上の点を満たす既存のデッキとして
・墓荒らし
・バントミッドレンジ
・デス&タックス
・白エルドラージ

また既存のデッキではなく、ヴィンテージでの採用実績が少ないもののヴィンテージの環境に非常にマッチしていると感じたカードが数枚あります。
・修復の天使
突然の衰微を交わすことができる4マナ域、アルケニストを余裕で受けることができ、稲妻を耐えることができる3/4というボディ。飛行という能力がヴィンテージにおいて非常に強いと感じている点より魅力的に思えた。
・呪文捕らえ
衰微も稲妻も受けてしまうものの、2/3というスタッツが優秀であり生物に対してのヘイトが低いこともあり除去されにくく奪い続けれる可能性がある。
・先頭に立つもの、アナフェンザ
4/4というスタッツが強烈で1/1カウンターを乗せるという能力が他のフォーマットの数倍強力に感じる。光輝王の野心家と組み合わせも強そう。
・至高の評決
レガシーで対デルバーで何が強いかと考えた際に最強であると考えているカードです。アンフェアデッキでも結局致死量の生物をアンフェアな動きをして圧殺することを想定するデッキも一定数いるため、ストームなどの飛び道具を使うアンフェアデッキ以外には一定の効果を期待ができる気がする。

ということで
4:死儀礼のシャーマン
2:無垢の霊魂
4:呪文捕らえ
・・・
みたいなエスパースピリットのようなデッキを組もうと思ったんですが、さすがにぶっつけ本番で出るわけでいかない()

死儀礼禁止以前のレガシーに存在したグリクシスデルバーの存在を思い出して、最新のカードも取り入れてヴィンテージ版グリデルを組んだりしましたが、定業では思案・ブレストの代わりには程遠くレガシーのグリデルより弱いまであるデッキが出来上がる()。

墓荒らし×
添削杯では墓荒らしがトップメタであるという情報を得ていたため、墓荒らしを使うとミラーマッチが多くなると判断し、ミラーマッチとなるとタルモのにらみ合いとなりトップ勝負になりやすい点からなるべく避けたいため墓荒らしは×

・バントミッドレンジ△
パワー9を思う存分使用することができ、使いたかった死儀礼のシャーマンも採用する余地がある。構築次第では光輝王の野心家のようなカードを採用して生物の質の勝負に持つこむことができるため、割と好印象を持っていた。

・デス&タックス△
デスタクはもソープロを無理なく採用することができること、光輝王の野心家の実装により光輝王の野心家+サリアの先制攻撃により生物のサイズ勝負になった時に間違いなく勝利することができるため、かなり好印象だった。
デッキの方向性としては一番あっていたが、レガシーでひたすらデスタクを使っていた関係で、ヴィンテージまで来てまだ使う?っていう気持ちがあり躊躇している。

・白エルドラージ△
以前ヴィンテージをかじった時の環境の1角にこのデッキは存在していた。
難題の預言者、現実を砕くものといったヴィンテージの小粒クリーチャーとはスケールが違う生物を物量でも質でも相手を上回り攻めることができるため、生物の質に今回はフォーカスを向けていたため魅力的に映った。
ただ青いパワーカードを使えないのが少し気がかり()。

ということで時間もないため下3つに絞り込んだわけですが、バントはデッキとしては死儀礼でなく貴族の教授者のほうが強く、既存のレシピに死儀礼入れるだけだとマナ基盤に支障があると判断して、バランス調整の時間がかかるため見送り。
デスタクと白エルドラージを比べて変位エルドラージ+封じ込める僧侶パッケージがあり、封じ込める僧侶を積極的に採用できるという点が魅力的に映り白エルドラージになりました。

デッキタイプ自体は決まったので、細かいところを組んでいくこととなりましたが、上記の様にまず除去はフェアデッキに負けないために4枚以上必ず採用することを決めていました。
問題はメインに入れるかサイドに入れるか
変位エルドラージ+封じ込める僧侶の組み合わせでメインボードのみで一定の対応が可能と判断したのでサイドに4採用することにしました。
ホガークヴァイン・ドレッジ・BG系デッキに対して強くいたいため、黒力戦は必ず採用したいと思っていたため採用。
ホガークヴァインを考えると外科的摘出も採用したかったが枠を作り切れず。
人間であるため、劣化ヴリンの馬が入ってるリストが多いもののあまり採用したくありませんでした。
エメリアのアルカンというパワーカードの存在が非常に魅力的に感じこちらを採用。
メインがストームなどのコンボには強いという前提で、クリーチャーの質と物量でフェアデッキにはある程度耐性があるという判断でしたが、不利がつくとすればおそらくワークショップ系のデッキであると感じました。
そのため、対策カードを入れたかったのですが候補が
・静寂
・断片化
・減衰球
単体除去が4枚程度あってもどうしようもないだろうし、後出しでどうにかできることを考えると静寂を選択

1R:ダークデプス〇
2R:パラドックスストーム〇
3R:ラベジャーショップ×
4R:カニボンド〇
5R:ダークデプス×
6R:死の国からの脱出〇
7R:ワークショップ×

4-3

静寂だけじゃどうしようもなかったね()

初めてのヴィンテージが勝ち越せればまぁまぁやろ(言い訳)

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