引き続きnoteに書いてたけど、noteって書き途中のでも下書き保存されてしまって、整理中に間違って消してしまう可能性があるので、こっちにもコピー取っておきます。

https://note.com/roshiroshi15/n/n938b788389be

こんにちは、はじめましての方ははじめまして。
前回の記事:あなたのデッキは何者ですか?アーキタイプで見るポケカが思いのほか伸びてうれしく思っています。
ポケモンキャッチャーについて語った記事から、このようにポケモンカードとは?というようなゲーム性から掘り下げていくような記事をメインに書いていきたいと思っていますので、ご意見などもいただけたらとても喜びます。
さて、少し話がそれましたが今回のテーマは対策カード(環境メタカード)についてです。

読み返しましたが、本当に自分が書きたかったことに沿っているのかちょっと自信がありませんが、読んでもらえたら嬉しいです。

目次
ポケモンカードというゲームにおける対策カード。
サイドボーディングとは?
ポケモンカードというカードゲーム
メインデッキに採用されているカードの使用機会
機会費用
対戦中の対策カードの行く先
使用機会を高めるには?
最後に
ポケモンカードというゲームにおける対策カード。
ポケモンカードというカードゲームは意外にもカード発売当初の環境に存在するデッキ、システムに対しての露骨な環境メタカードが収録されることが度々あります。

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それぞれのカードデザイン的に明確に機能するマッチングにおいてはゲームを決定づけるカードとなりうるカードとなります。
ただし、ポケモンカードでは往年対戦のルールとしてはメインデッキ60枚によるBO1という形式が取られる関係上、マッチング次第ではこれらの「効果が限局されたカード」が機能することは少なく、かつそれらのカードはデッキの戦略とは関係ないものであり、機能しないマッチングにおいては明確な不要札となり、メインデッキのデッキパワーを下げる要因となることもしばしばあります。
環境しだいでは効果的に機能を発揮し、ゲームを決定づけられるこれらのカードは非常に魅力的に見えるものの上記のような危険性を含んでいます。
ではこれらのカードをどのように採用すればいいのか?
ポケモンカードというゲームのルールや他TCGにおけるサイドボーディングを比べながら掘り下げてみようと思います。

サイドボーディングとは?
BO1がメインであるポケモンカードにおいて今まで導入されたことはありませんが、他TCGでは存在するものもあります。
2戦目以降で予め用意されたサイドデッキからメインボードのカードと入れ替えてその場でデッキを新しく構築するようなものです。
よく用いられる方法としては
①アグレッシブ・サイドボーディング

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サイドボードとのカードの入れ替えにより、サイドボード前とは全く性質の異なるデッキにしてしまう手法。
②ディフェンシブ・サイドボーディング

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苦手なデッキへの対策カードをサイドボードに用意しておき、必要に応じて交換する手法。サイドボードの最も一般的な使用法。
③ウィッシュボード

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対戦中にサイドボードから直接手札にその場に応じたカードを加えることができる特殊なカードを用いるためにサイドボードを用いる方法。
の3種類があります。
③は特殊なパターンなため置いておくとして、①・②ともに二戦目以降
①デッキの速度帯、デッキの攻撃角度を変える。
②メインデッキに入っており、マッチング的に不要札となりやすいカードと限局的な効果であるが、マッチング的に効果があるカードをデッキに加える。
などの使用方法であると思います。
BO3以上の対戦数があり、サイドボーディングができるゲームにおいてはメインデッキに限局的な対策カードを入れる必要がなく、メインデッキの最適化する構築が可能となります。

ポケモンカードというカードゲーム
さて、ここまでポケモンカードに全く関係ない話を述べていましたが、ポケモンカードに戻ってきたいと思います。
何度も言っている通り、世界大会ではBO3で対戦が行われたりもするものの、ポケモンカードではサイドボードというシステムが歴史上なく恐らくこれからもないと思われます。
そのため、上記の限局的な対策カードをメインデッキに採用しなければなりません。そのため、対策カードでデッキスペースを喰われる形となるため、デッキは最適化されたものかといわれると必ずしもそうとは言えません。
具体例をあげるためによくある3神ザシアンのレシピです(プレイヤーズクラブのイベント結果より引用させていただきました)。

無題

このデッキでいうと
フラダリラボ・アブソル・ミミッキュ・戒めの祠
この5枚は特定のマッチアップにおいて
・相手の対策カードに対しての対策カード(カウンター)
・相手のメインプランに直接介入を行うカードであり、特定のマッチアップにおいて限局的であるが、ゲームを決定づける効果的なカードであると言えます。

メインデッキに採用されているカードの使用機会
上記の例で言えば、戒めの祠とミミッキュを同時に出すだけで対戦相手のミュウツー&ミュウGXは機能不全に陥るなど機能するマッチアップにおいて非常に機能するカードであり、超ミュウミュウというタイプのデッキが環境内に多くマッチング回数が多くなればなるほど使用機会は多いと思われますが、それ以外のマッチアップでは完全な捨て札というわけではないですが、効果は落ちると思われます。これがマッチアップによる使用機会の変動ということができるのではないかと思います。
と同時にポケモンカードというゲームシステムを考えると、ポケモンカードというゲームには山札から直接カードを探し手札に加えそのまま使用することが容易にできるとともに、山札を掘り進めることは容易でありこれらの対策カードにアクセスすることは簡単であると言えます。たとえデッキの一番下にあったとしても。

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ただしゲームシステム上6枚のサイドカードというメインデッキに採用されているもののゲーム開始時より使用できないカードが存在します。
仮にデッキに1枚しか採用していないカードが、序盤に機能することで対戦相手のゲーム速度を大きく落とす、もしくは機能不全にするカードであり、特定のマッチアップでは相性差をひっくり返すキーカードであり絶好の使用機会であったとしても除外された6枚の中に含まれていたら使用することができません。
この2点が対策カードの使用機会に大きく関わります。

機会費用
60枚という限られたスペースにマッチング次第では機能しないカードを採用するということは、そのスペースには元々メインデッキを最適化するためのカードが採用されていたはずです。
上記のデッキを例にすると上であげた5枚のカードをオルタージェネシスをより安定して打ち、ブレイブキャリバーに繋げるためのカードにすることができるかと思います。対策カードを採用すればするほど機能しないマッチングでは有効札が減ります。それだけメインデッキのデッキパワーは落ちていることとなり、このことをサイドボードの機会費用と表現することがあります。

対戦中の対策カードの行く先
と対策カードに対してかなりネガティブな意見ばかりを述べてしまいました。上でゲーム序盤で使用することができない6枚のサイドカードという話をしましたが、ゲーム中60枚のカードを全て使用することができるかといわれるとそれは違います。

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山札にあるカードならば何かしらの手段を使って手札もしくは場に出すためのアクセスをすることができるものの、ポケモンカードでは、手札というコストを支払いプレイするカードが多いという特徴ります。そのコストとなったカードはトラッシュ利用するギミックがなければ基本的にゲーム中使用機会を失ったカードであるといってもいいでしょう。具体的な枚数など数えたりはしませんが、デッキを回す上で何枚のカードをプレイする機会があるのかという60枚丸々はほぼ使用することができないと思われます。
それぞれの局面で不必要な不要札をトラッシュに送るという行為。これがメインボード60枚で1発勝負をしなければならないポケモンカードにおけるサイドボーディングという行為であると考えています。
つまりポケモンカードとはマッチングをして対戦をしながら自分のメインデッキのカードを有効札と不要札に選別をしながら対戦中に使用するカードの束を作成するということをしていると考えています。
そのため、何枚のカードがこのような方法でプレイされることなくリシャッフルもしくはコストとなるのか、というところから逆算をすることでメインボードのデッキパワーの減少を最低限に抑えることができると考えます。
ただそう考えていくと採用できる枚数はかなり抑えめにならざる負えません。カードプールが広くマッチングする可能性があるデッキだけでも10種類以上は大体の場合はあるにも関わらず。

使用機会を高めるには?
具体的な方法としては
①メインとなる戦略を元にそれぞれのマッチングにおいての相性を考え必要なければメインデッキを最適化する(過剰サイドボードの回避)
②その対策カードの有効性を考える(機能したとしても相性差を覆せなければ意味がないため、最適化してデッキパワーを上げたほうが有効なのかと一考をする)。
③代用できるカードと考え、広いマッチングで機能するカードはないのか整理をする。
この3点が考えられます。
具体的な例として

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ミュウツー&ミュウGXデッキにおいてよく採用されるカードですが、ミミッキュに対しての対策カードの対策と言えるカードであるものの、自身のワザがポケモンVMAXに対して大きな打点となり、ミラーにおいてもアタッカーとして機能しやすいカードとなりうる。など複数の役割を持つとそれだけ使用機会は増えてくると思います。

最後に
最初に書いた通り、本当に書きたかったことを書けたのか少し怪しいところもありますが、読んでいただきありがとうございます。
劇的に効果があるこのようなメタカードは非常に魅力的であり、手を伸ばしたくなると思いますし、そのようなカードを発見した時の興奮は大きいと思います。
そのデッキにどれだけのメタカードを採用できるのか、どれだけそのカードの恩恵を受けることができるのか一考する機会になればと思います。

もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。
それではまた別の機会に。

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