ポケモンカードには様々なドラマg(ry

というわけで続きも是非見てみたいという話も受けたので第二弾です。
この大会は自分の思い出というだけではなく、ポケモンカード界全体にとっても一種のターニングポイントだったんじゃないかと思います。

平凡な学生だったはずの、私、ろしに訪れた突然の事態。渡されたのは、クソデッキ。手にしたのは狂気の力。出会いが 導く偶然が、今、光を放って動き出していく。つながる想いと、始まる物語。甲子園にも魔物が住んでいるだけど、ポケモンカードにも魔物・・・いや犯人が潜んでいる。。。

これから始まるのは、そんな、出会いと触れ合いと理不尽なお話。

魔法少女リリカr(ry


時は、2008年に遡る。

バトルロード2008、スプリング。
丁度この大会ではポケモンカードゲームDP 拡張パック「怒りの神殿」、ポケモンカードゲームDP 拡張パック「秘境の叫び」が発売されてから初めての公式大会であった。
DP4から10年が経った今でも恐らく最強のドローソースに君臨しているであろう「ネンドール(DP4):https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/10087/regu/all」が実装されたことで、構築の概念自体が大きく変わった次の弾であるが、この弾では
ユクシー:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17095/regu/DP
ハードマウンテン:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17151/regu/DP
アンノーンR:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17074/regu/DP
といった今では殿堂ポイントがついていたり、殿堂の大会でも一線級のカードが実装された弾でもある。

かつ、この大会はPCGシリーズのカードが使えた最後の公式大会であり、PCGシリーズが最も広いカードプールを利用ができる、10年以上経った今でもポケモンカードの歴史上最もやりたい放題ができていた環境だったと思います(エネ拘束?アドバンテージ?なにそれ?)
スクランブルエネルギー・Wレインボーエネルギー・封印の結晶・ピジョット・ネンドール・ジラーチ・・・今思うと狂気

昔の記録があったので参照→http://blog.livedoor.jp/nahiroshi/archives/51685545.html#more
うん、やりたい放題。

この大会は各都市で地区予選が行われており、先だって関西大会と北海道大会が行われました。北海道大会で身内が優勝したことでかなりモチベーションが高かったです。

DP4の環境から引き続き有力デッキとして存在していた
エルレイド+サーナイト:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/10073/regu/DP
カメルギア:https://seesaawiki.jp/w/nahiroshi/d/%a5%ab%a5%e1%a5륮%a5%a2
2007年最後の大会で目立った活躍をしたブイズ粘土:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/10011/regu/DP


このあたりは継続して環境に存在しており、DP5からの新戦力
キングドラ:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17055/regu/DP
クラゲ:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17099/regu/DP

等の活躍に期待がされていた。
そんな中優勝したのは
レントラー・ネンドール・レックウザhttps://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/24142/regu/DP
封印レジギガスロトム:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17140/regu/DP
であった。

それ以外にも全環境よりブーバーンや新規戦力を得たジバコイルなどどのデッキが環境をとってもおかしくないやりたい放題環境であった。

そんな中自分はというと、身内の調整チームと・・・速度の限界に挑戦をしていた(
グラードン・レジロック・ハードマウンテン:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/17113/regu/DP

そしてサーナイト・ブイズ・キングドラという壁を超えるべく、速度の限界に挑戦し開発したデッキがレジギガス+トゲキッスだった。
ポケモン
4:レギジガス
2:トゲピー
4:トゲキッス
2:レジアイス
3:ユクシー

4:ホロンの導師
4;ホロンのトランシーバー
4:不思議な飴
3:ポケモン図鑑
1:ちからのねっこ
3:そっくりテレポーター
3:封印の結晶
1:宇宙センター

7:鋼エネルギー
7:闘エネルギー
8:水エネルギー
(多分こんな感じ)

ただの狂気。
怒りの神殿で実装された、圧倒的な耐久力と反動やコストもなく連射できる高打点を持つ非exポケモンにフューチャーしたデッキ。速度だけで言えばブイズ粘土などのデッキが1ターン目から30点を飛ばしている中、他を寄せ付けない速度から1ターン目120dという狂気じみた火力とHP120という肉壁が立ちはだかるという初速に関してはデッキのスケール差で圧倒することができる構築であった。
レジギガス自体、スロースタートというデメリットポケボディによって序盤殴れないのだが、それを封印の結晶やちからのねっこなどのデメリット効果で帳消しをしながら、封印の結晶によってゲームにふたをすることもできた。

つまり一言で言って、ソリューションと呼ぶにふさわしいポテンシャルを持っていたのである。

調整チームは口を揃えて「それはやめておけ」と力強く言った。


この狂気染みたデッキを持ち、関東へ渡り、名古屋を経由して最後に福岡大会に挑むという時間を贅沢に使ったプランを予定。

満を辞して挑んだが・・。結果としては全て不参加。

けれども、それも仕方のない話だったかもしれない。
今にして思えば、あれは紛れもなくポケカの転換点の1つだっただろう。

のちに、しばらくの間フリー参加の公式大会を開くことができなくなり、その後の大会運営を揺るがした。

例の事件……その事件は脅迫状事件
http://news.livedoor.com/article/detail/3592486/



嫌な事件だったね。

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